2019年に放送される大河ドラマ「いだてん」
2020年の東京オリンピックに合わせて放送される内容でこのドラマを見れば東京五輪の見方が変わるとまで言われています!脚本はクドカンこと宮藤官九郎さんということでも期待大ですね♪
そんないだてん私が今回注目したの橘家圓喬(たちばなやえんきょう)役の松尾スズキさんです。
役どころは伝説の落語家・橘家圓喬(たちばなやえんきょう)です。


今回は松尾スズキさんはいだてんでどういう役柄なのか、実在モデルはいるのか、また今まで松尾スズキさんどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
★もくじ★
松尾スズキが演じる橘家圓喬(たちばなや えんきょう)ってどんな役?
宮藤官九郎のドラマに松尾スズキと阿部サダヲが……! 大人計画の頭脳と心臓と魂が全部集結した。この無敵感たるや! #いだてん #宮藤官九郎 #松尾スズキ #阿部サダヲ pic.twitter.com/MPs7MdOW55
— 桂 (@1111425) November 29, 2017
伝説の落語家・橘家圓喬(たちばなやえんきょう)
明治のころ、東京で絶大な人気を誇った落語の名人。どん底にあえぐ孝蔵(のちの古今亭志ん生)の才能をただ一人見抜き、最初の師匠となります。普段は物腰柔らかいですが、芸のこととなると一転、妥協を許さず先輩であろうと平気で毒舌を吐く人です。


そんな松尾スズキさん演じる橘家圓喬(たちばなやえんきょう)は実在するのでしょうか?気になりますね。生き様というのも気になって来ました!紹介しますね♪
実在モデルはだれ?
大河ドラマ「いだてん」の中で、孝蔵(森山未來さん)は10歳で酒と博打を覚えます。そして稼いだ金は「飲む、打つ、買う」の三道楽にすべて使い果たし、どん底にあえぐなか、落語家を目指していきます。
この孝蔵は実在する人物で、美濃部孝蔵と言い1910年(明治43年)2代目三遊亭小圓朝に入門して三遊亭朝太の名でプロの落語家になっています。
ドラマでは孝蔵の最初の師匠は橘家圓喬となっていますが、実際は2代目、三遊亭小圓朝に入門しています。そしてプロとなってはじめて名乗った芸名が三遊亭朝太。実はこの三遊亭朝太をはじめて名乗ったのが、橘家圓喬なのです。


橘家圓喬と言う人物
本名:柴田清五郎
生年月日:1865年(慶応元年)11月9日
出身地:東京都
父は政府の御家人。
近所に義理の姉婿であった4代目、橘家圓太郎が住んでおり叔父が三遊亭圓朝の贔屓客だったため、幼いころから寄席の楽屋に出入りしていました。
1872年:7歳で三遊亭圓朝に入門し三遊亭朝太を名乗ります。
1878年:2代目三遊亭圓好に改名します。
1882年:東京を離れ焼き物師を志すも、立花家橘之助の一座に同行し修行します。
1885年:兵役検査のため東京に戻り4代目・三遊亭?圓喬となります。
1887年:4代目、橘家圓喬を襲名。
1903年:第一治落語研究会の発足に参加。
1912年:11月16日、新宿末廣亭で最後の高座。
1912年:11月22日、死去。46歳の若さでした。
日本橋住吉町の玄冶店に住んでいたので「住吉町の師匠」や「住吉町さん」や「玄冶店の師匠」などで呼ばれていました。
圓朝門下の逸材で、師の名跡を継ぐ話もありましたが頑固な性格が災いしてなくなりました。
気に入らない者には、わざとその前の高座に上がって噺をみっちりやって次に出た者を困らせたり、それを楽屋で聞いて冷笑していたり、また4代目・橘家圓蔵が高座に上がっている時、楽屋で「何でげす。品川のはア。ありゃ噺(はなし)じゃありやせんな。おしゃべりでげす。」と、悪口を言ったりしていたため、仲間うちから嫌われていました(笑)

一方で芸に対しては真剣な人です。
前座や若手相手に熱心に噺の指導をしていると、自分の出番を忘れることもありました。
また5代目三遊亭圓生が前座のころ、圓喬に噺の間違いを指摘したら、いきなり正座して「ありがとうございました。」と一礼したエピソードが残っています。

初代・三遊亭右女助(後の4代目古今亭今輔)が大阪から来たばかりで、馴染めず困っていた時は、圓喬が右女助の高座の前で引っ込む際に「さて次に上がりまする右女助は大阪から来たばかりなので、よろしくおひきたてのほどをお願い申し上げます。」と、口上を毎晩言って助けるなど、人情味の厚い一面もあったそうです。
人情味が厚い人だった事が解りましたね。熱心で真剣なだけに抜けるところもあり関わらず見てるだけだと面白い人でもあったかもしれないですね。なかなか天然な部分もあり面白かったです。
【松尾スズキのプロフィール♪】
あっ、もしかして松尾スズキさんでは? pic.twitter.com/W5Do3Kd73Z
— yu-ko ★侑子 (@YXxxholic) November 11, 2018
名前:松尾スズキ(まつお・すずき)
本名:松尾勝幸(まつお・かつゆき)
誕生日:1962年12月15日
血液型:A型
出身地:福岡県
身長:173cm
体重:60㎏
所属事務所:大人計画(松尾スズキ主宰)
特技や趣味は見当たりませんでした。強いて言うなら父親が佐賀県出身で母親が鹿児島県出身なので九州弁が得意ではあるようですね!所属事務所が松尾スズキさん主宰とあったのは驚きました。
松尾スズキが芸能界に入ったきっかけや現在の活動は?
松尾スズキさんは漫画家になりたくて高校生の時に漫画賞に応募し続け、大学ではデザインを専攻し漫画研究会に入りましたが、漫研の中で最も絵が下手であった為プライドが叩き潰され、演劇研究会に入りました。
コメディにも興味があり高校生の時に財津一郎さんやジョン・ベルーシの真似を一人部屋でしていましたが、演劇研究会でいよいよコメディにはまりだします。
在学中に劇団エクボを創設、学外からも人材を集め公演を行ないました。大学3年生で演劇をやめ、大学4年で絵画に目覚め、落大。心を入れ替えて就職活動をして東京へ出る事になりました。
大学卒業後は23歳で上京し印刷会社でサラリーマンをしていましたが、仕事も人間関係も上手くいかず一年で挫折。その後イラストで細々と生計を立てながら、1980年代後半に雑誌で団員を募集し劇団「大人計画」を26歳で設立する。同時期に「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」に本名で参加しています。『ファンキー! 宇宙は見える所までしかない』で第41回岸田國士戯曲賞受賞。以後、テレビや映画などへ役者として出演することが多くなりました。
2004年公開の映画監督デビュー作『恋の門』はヴェネツィア国際映画祭に出品されました。漫画原作者としても活動しています。特に漫画家、河井克夫との活動は名義を「チーム紅卍」としています。
山本直樹さんの漫画原作も手がけています。
またコラムや小説など著書も多数。2006年1月、小説『クワイエットルームにようこそ』で第134回芥川龍之介賞候補。2010年、『老人賭博』で第142回芥川賞候補。2018年、「もう「はい」としか言えない」で第159回芥川賞候補。2006年から太田出版より、松尾がスーパーバイザーをつとめる雑誌『hon-nin』が刊行されています。
色んな事を手掛けている多才な方でした。映画監督もしちるようですよ。素晴らしい経歴でしょうね!


松尾スズキさんが俳優として活動してる時の代表作を、まとめて行きたいと思います。どんな映画に出てるのか紹介します。
松尾スズキの代表作を紹介
ここで松尾スズキさんの代表作を紹介します。
恋の門 役:毬藻田
急に「恋の門」読みたくなったぞ。原作も映画も好き pic.twitter.com/jcp8v68qWW
— カメナカ雑多@通販固定 (@immortalkame) November 3, 2018
『恋の門』(こいのもん)は、羽生生純の漫画。漫画雑誌「コミックビーム」にて1998年6月号から2001年12月号にかけて連載されました。2004年には松尾スズキさんが監督を務め映画化されました。
松尾スズキさん自身、漫画バー店長で元売れっ子漫画家という役を演じています。


ユメ十夜 役:百閒
『ユメ十夜』観賞。Net配信。
夏目漱石の『夢十夜』を原作としたオムニバス映画。各話で別々の漱石が出てくるんだけど、そのいろんな漱石がなんか楽しかったり。
もともと原作として知ってたのは第三夜ぐらいで、このおどろおどろしさが大好き。あと、第六夜・第十夜のぶっ飛び具合がお気に入り。 pic.twitter.com/9D2wtVSGco
— コウイチ (@plus_zombie) September 16, 2018
『夢十夜』(ゆめじゅうや)は、夏目漱石著の小説。1908年(明治41年)7月25日から8月5日まで『朝日新聞』で連載されました。現在(明治)を始め、神代・鎌倉・100年後と、10の不思議な夢の世界を綴ります。「こんな夢を見た」という書き出しが有名。漱石としては珍しい幻想文学のテイストが濃い作品です。
【第六夜】『運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいると云う評判だから…』
運慶が仁王像を彫っています。その姿を見ていた自分は、隣の男が「運慶は、木の中に埋まっている仁王を掘り出しているだけだ」と言っているのを聞きます。自分でも仁王像を彫ってみたくなり、家にある木を彫り始めますが何度やっても仁王は出てきませんでした。
松尾スズキさんは監督・脚本・振り付けを務め更に『第一夜』の登場人物。小説家である百閒を演じています。


ジヌよさらば〜かむろば村へ〜 役:多治見
きょうの映画 ” ジヌよさらば 〜かむろば村へ〜 ” pic.twitter.com/t1YOU0dAEq
— アマチ・シゲル (@gakuyamagu) November 16, 2018
2015年4月4日公開された日本映画。監督は松尾スズキさんで主演は松田龍平さんです。
小学館ビッグコミックで2007年 – 2008年に連載された、いがらしみきおさんの漫画『かむろば村へ』が原作です。
松尾スズキさんは監督と脚本を手掛けここでも与三郎の過去を知る不気味なヤクザ役として出演しています。


監督や脚本を手掛けながら俳優業も、こなす松尾スズキさんはホントにスゴい人だという事が解りましたね。そんな松尾スズキさんの演技の有無は、どうなっているんでしょう?私個人的には、もはや下手と言われてたとしても監督・脚本が出来ているだけスゴいと思いますけどね(笑)
松尾スズキの演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」スゴいパワーだった!歌舞伎、文楽の様式を取り入れながらの松尾スズキさんブレンドの絶妙!まさに松尾歌舞伎!スゲー! pic.twitter.com/ij5IuyJno0
— クドウフミアキ (@FmakKd) July 16, 2016

映画「クワイエットルームにようこそ」を視聴。脚本・演出の完璧さに鳥肌が立った。脚本家は誰なのかと思ったら、原作・脚本・監督総て松尾スズキとのこと。松尾スズキは「カイジ」や「殺し屋1」での名演技が好きでツイッターのフォローもしてるのだが、正直こんなにすごい人とは知らなかった。
— 佐藤慶太 (@mrkaizo) May 1, 2011

渋谷のシアターコクーンで「もっと泣いてよフラッパー」観たよー!
舞台観るの初めてっちゃ✨✨めっちゃ迫力あって面白かった!やっぱり生で観ると全然違う。役者さんってすごい!松尾スズキさんがだいすきなんやけど、やっぱりすごい人やと思ったよー!
— 木下ゆうか Yuka Kinoshita (@mochiko0204) February 27, 2014

@akaya_maka
是非、観劇を勧めます(o゚▽゚)o
天才は本当に存在すると思い知らされるから。笑。
松尾スズキは、ロジックが独特だからね。入り込めれば分かるけれど、確かに取っ付きづらいだろうね。でも、人間が見たくないものを見せる力はすごいなと思う。— 旧アカウント (@13_eclipse) April 6, 2014

いだてんでの松尾スズキに期待!
いかがでしたでしょうか?
橘家圓喬は森山未來さん、ビートたけしさん演じる美濃部孝蔵と古今亭志ん生の師。伝説の落語家と言われた実在する人物でしたね!松尾スズキさんも伝説のと言っても過言ではなさそうですが…。「いだてん」での演技が楽しみです!来年2019年1月から放送の「いだてん」松尾スズキさんの演技に注目しながら鑑賞しましょう☆是非お楽しみに!