2019年に放送される大河ドラマ「いだてん」
2020年の東京オリンピックに合わせて放送される内容でこのドラマを見れば東京五輪の見方が変わるとまで言われています!脚本はクドカンこと宮藤官九郎さんということでも期待大ですね♪
そんないだてん私が今回注目したのは今松(いままつ)役の荒川良々さんです。
役どころは古今亭志ん生(ビートたけしさん・森山未來さん)の弟子、今松(いままつ)です。


今回は荒川良々さんはいだてんでどういう役柄で今松の実在モデルの本名は何なのか?刑務所との関係や経歴についてまとめました。また今まで荒川良々さんどんな俳優人生を送ってきたのかプロフィールや出演作品などを詳しくご紹介します♪
★もくじ★
荒川良々が演じる今松(いままつ)ってどんな役?
いだてん続き。敬称略で。
じゃあ、志ん生の弟子は?って、勝手に想像巡らしてたら、ちゃんと決まってた。むかし家今松!‼️(でも今のじゃないね、円菊)が荒川良々😊ならばならば馬生は?本職で、現馬生一門から、馬治とか?
志ん朝はこの頃20代半ば…思いきって、小駒?血統で。#rakugo pic.twitter.com/a1Yhnwd1WM— グリママ (@gurinomama) March 31, 2018
落語の神様、昭和の大名人 古今亭志ん生(ビートたけしさん)の弟子。師匠思いで不器用ではありますが、愛される芸の持ち主です。
出世は遅いですが、弟弟子の五りん(神木隆之介さん)の面倒をよく見ていました。愛嬌があり、一家のムードメーカー的な存在です。


荒川良々さん演じる今松は存在したのでしょうか?気になるところですね。
実在モデルはだれ?
荒川良々さん演じる「今松」は実在した人物です。
本名は「藤原淑(ふじわら・しゅく)」静岡県志太郡伊久身村(現:島田市)に生まれます。
本名:藤原淑(ふじわら・しゅく)
生年月日:1928年4月29日
没年月日:2012年10月13日
出身地:静岡県
師匠:5代目古今亭志ん生
家族:長男・古今亭菊生
静岡県立島田商業高等学校卒業。昭和を代表する落語家・5代目古今亭志ん生の弟子として5代目志ん生から多くのネタを継承しました。
落語家は名前を改名されますが「今松」の名は2回目改名でした。
1953~1957年、古今亭生次
1957~1966年、6代目むかし家今松
1966~2012年、古今亭園菊
古今亭園菊という名は師匠、5代目古今亭志ん生が2回目に名乗っていた名前です。
体をよじるようなコミカルなしぐさと「圓菊節」とも言われる口調は人気を集めたそうです。


手話落語
手話落語! 見てみたいです。RT 【手話落語 古今亭圓菊さん死去】手話落語を最初に手がけ、落語協会の相談役も務めていた古今亭一門の最高齢の落語家、古今亭圓菊さんが、13日午前、亡くなりました。http://t.co/msAXg0rk pic.twitter.com/wP8NtIgJ
— のぞみ (@nono_nozomi) October 13, 2012
古今亭園菊さんは「手話落語」というもの実践、広められた素晴らしい方でした。
手話落語とは、手話を用いて落語を演じる総称です。創始者は4代目桂福団治さんで、ご自身が一時的に発声障害に見舞われたことをきっかけに、聴覚障害者が楽しめる落語を作ることを思いつき実践され、その後バリアフリー社会の進展に伴う手話の普及に付随して広まっていったものです。
健常者も一緒に楽しめますが、演者は手話を用い、基本的に口を使いません。そのため、手話のわからない健常者向けに通訳が入ります。
通常の落語でよく用いる語呂合わせなどは手話に取り入れるのが難しいため、もっぱら小噺をメインに据えた高座となり、手話にない単語が登場することも多く、その分工夫が求められます。
このように手話落語は難しいため、取り組んでいる落語家はごく僅か。メインの活動者はアマチュア落語家だそうです。こんな難しい手話落語を古今亭園菊さんは実践されていました。


刑務所
古今亭園菊さんは、刑務所篤志面接(とくしめんせついいん)などのボランティア活動もされていました。
篤志面接とは、日本の矯正施設(犯罪をした物や非行のある少年を収容し、改善更生のための処遇を行う施設)で悩み事の相談にのったり矯正のために面談や講話を行ったりするボランティア。
このボランティアには、宗教教誨師、元職あるいは現職の地方議会議員、地元の有力者、教職員OB、刑事施設OBなどに多く見られますが、手話落語とともにこのボランティアにも尽力された人でした。


経歴がスゴい!
今松こと古今亭園菊さんの経歴をまとめてみると、経歴の素晴らしさが解ります。
- 1953年7月 5代目古今亭志ん生に入門し、古今亭生次と名乗る。
- 1957年3月 二つ目昇進し、6代目むかし家今松となる。
- 1966年9月 真打昇進し、2代目古今亭圓菊を襲名。
- 1979年 落語協会理事に就任。
- 1984年 刑務所篤志面接委員に着任。
- 1996年 刑務所篤志面接理事に就任。
- 2010年 落語協会相談役に就任。
- 1981年 厚生大臣賞
- 1982年 法務大臣賞
- 1991年 東京都功労賞
長男も同じ落語の道を歩み、古今亭菊生と名乗ります。5代目古今亭志ん生師匠の門下より生まれた「今亭志ん朝」3代目古今亭志ん朝の亡き後、古今亭園菊さんは古今亭一門の総帥にもなりました。
2012年10月13日午前9時、多臓器不全のため東京都北区の病院で84歳で死去されました。


今松は実在した素晴らしい人物だという事が解りました。ここまでの名を残し色んな事を取り入れ人生を歩んで来た事を落語家の方たちからしたら尊敬でしかないでしょうね!
【荒川良々のプロフィール♪】
昨日実家に帰って飯食ってる時
ばあちゃんが息子に向かって
「お前はあの郵便局のCMの子によーく似てんなぁ」
って言うもんだから
あー窪田くんかな?全然似てねぇけどな
と思ってたら
「あの坊主のな」
という一言で荒川良々だと気がついた pic.twitter.com/j1wfn9RtH2— 五丁目の怪獣 (@BM1028) November 24, 2018
名前:荒川良々(あらかわ・よしよし)
本名:荒川良友(あらかわ・よしとも)
誕生日:1974年1月18日
血液型:O型
出身地:佐賀県
身長:183cm
体重:83kg
所属事務所:大人計画
特技:歌・ジャズダンス・タップダンス
趣味:散歩・プロレス観戦・舞台鑑賞・ビーズアクセサリー作り
意外な特技や趣味でした。ダンスや歌などを得意とする荒川良々さん。趣味などにビーズアクセサリー作りと言うのはビックリでしたね。
荒川良々が芸能界に入ったきっかけや現在の活動は?
荒川良々さんは1974年に佐賀県小城市に生まれました。また、荒川良々さんの出身高校は佐賀龍谷高校です。その後、大学受験に失敗すると福岡にある簿記の専門学校に通いました。
荒川良々さんは20歳の頃に3ヶ月程度ニューヨークで生活していたことがあると言います。本人曰く福岡で女にフラれたりとか…と言うのが理由でニューヨークに飛んだのだとか(笑)
それだけではないんですけどね!何でも、荒川良々さんは村上龍さんの書籍やヒップホップのレコードなどに影響され、そうだ!ニューヨークに行こう!とニューヨークに行ったそうです。
荒川良々さんは帰国した後、高校の同級生が東京・高円寺に暮らしているからと佐賀には帰らずに、そのまま上京しました。
その後、バイト先の女性が小劇場に造詣が深かったことから荒川良々さんも演劇を鑑賞したといいます。
そこで劇団・大人計画のオーディション募集について知ると、荒川良々さんは何となしに応募してみたのだそうです。
そこで見事、合格を果たしデビューとなりました。因みに荒川良々は自身が役者になれたことについて、何も怖いものがなかった。逆に演劇のこととか勉強してたらアレだったでしょうけど…。と語られてました。


おっとりした雰囲気の荒川良々さんでしたが意外と思い付きや勢いで行動するタイプの方でした。それが成功の始まりだと考えると素晴らしい星の元に生まれた素晴らしい俳優なのかもしれませんね☆
荒川良々の代表作を紹介
リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜 役:馬場雄一
馬場ちゃん、お得意尾行調査🕶
ド派手なスーツで夜の繁華街に降臨✨#リーガルV #荒川良々 #馬場雄一 pic.twitter.com/xcIGBsxvT2
— 11月29日(木)よる9時〜第7話【公式】リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜 (@LegalV2) November 14, 2018
「京極法律事務所」のパラリーガル。警備員でしたが、2年前に同じ警備会社に勤務する部下からストーカー被害を訴えられて服役しました。尾行調査が得意ですが興味あるものに集中してしまうと周りが見えなくなってしまうという難癖があります。


あまちゃん 役:吉田 正義
新幹線の都区内乗車券の精算しようとして近所の駅の窓口に行ったら、「あまちゃん」出演時の荒川良々そっくりの駅員さん出てきて2度見しちゃった。
最後の最後にこんなおもろいことが残ってたとは。
まだ遠征は終わってなかったwww pic.twitter.com/ADV92z2ylY
— Sakky@12/6 Ken Yokoyama 新木場 (@taiwan_nofu) November 12, 2018
北三陸駅の副駅長。毒舌でとぼけた性格。2010年、安藤玉恵さん演じるしおり栗原と結婚します。


タイガー&ドラゴン 役:淡島ゆきお
久しぶりに『タイガー&ドラゴン』見て泣いてる。淡島ゆきお….ジャンプ亭ジャンプめ。やっぱり好き荒川良々♡ pic.twitter.com/26P1yCxEv3
— ぱちにゃ助。 (@pandemic4u) October 19, 2018
高座名はジャンプ亭ジャンプ(ジャンプてい ジャンプ)。アマチュア落語のチャンピオンという経歴の落語マニア(落語おたくと呼ばれると怒る)で、自分の芸に絶対的な自信を持ちます。古典落語を得意とします。一時期どん兵衛に弟子入りしますが、すぐにどん兵衛の元を離れ、高田亭馬場彦の弟子となります。のちに「CLUB YO-SE」というクラブイベントを主催。上方漫才と林屋亭どん太のお笑いを毛嫌いしています。童貞。「饅頭怖い」の回から出演。虎児が服役している間にどん太と同じ職場で働き始め、とある雑誌の「抱かれたくないタレントランキング」において、いつの間にかどん太を抜きナンバーワンとなってしまっていました。


荒川良々の演技の評価まとめ!
次は演技の評価を紹介します。ここでは下手な意見と上手な意見をまとめてみました。
荒川良々さんは絶妙に上手いだか下手なんだか、素なのか役なのか掴みきれない演技がいいな~。主役は喰わないけど、ジワジワと侵食してる感じといい#うぬぼれ刑事 #初見鑑賞実況中
— 架凛@居留守中 (@kumo555) December 29, 2017

@gimmick_ そうそう。香川照之も凄いんだけど、堺雅人が、演技の下手な役者の役で、ほんとに演技が下手なんだわ。演技が下手な役者の演技が上手いっていう。そして荒川良々がちょう恰好いいという。
— 安藤はらこ (@harako223) August 25, 2013

個性的な風貌で人気の劇団「大人計画」の俳優
荒川良々 ⇒あらかわよしよし— 芸能エフェクトbot (@Julie_Geieffe) October 6, 2018

本多劇場の「天才バカボン」。ある意味舞台でしかやれない実写版だった。あのネタとあのネタはとくに自分のツボにはまって大笑い。荒川良々さんは初めてナマでみたが、あの人以上にバカボン役がはまる人って、思いつかないなあ。
— 中国語翻訳者 箭子 喜美江 (@YAKO_Kimie) July 31, 2010

いだてんでの荒川良々に期待!
いかがでしたでしょうか?
大河ドラマ「いだてん」の今松は、師匠思いですが出世が遅い愛嬌がある一家のムードメーカーという役です。そして実在の人物、モデルの今松も手話落語や刑務所などで愛溢れる活動された、素晴らしい功労者でしたね!実際の人物像が解るとより楽しみになりました!来年2019年1月から放送される「いだてん」荒川良々さんの演技を楽しみに待ちましょう!