2019年に放送される大河ドラマ「いだてん」
大河ドラマ「いだてん」は1964年の東京オリンピックに向けての軌跡が題材です。大河ドラマで近代史が取り上げられるのは、1986年「いのち」以来実に33年ぶり。宮藤官九郎さんのオリジナル脚本ということで、ますます期待が高まります♪
ロケ地は全国にわたっていますが、2018年4月4日にクランクインし現在も撮影中です!


今回はそんな、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」のロケ地を調査するとともに、目撃情報やエキストラ募集なども参考にゆかりの地も詳しく紹介します♪
★もくじ★
「いだてん〜東京オリムピック噺〜」について
放送はいつから?
2019年1月6日(日)20:00より放送予定です。
どんなストーリー?
まだ“スポーツ”の言葉もない時代、オリンピックに初参加した1912年から「東京オリンピック」実現にこぎつけた1964年までの半世紀の物語です。
“日本で初めてオリンピックに参加した男”「金栗四三さん」と“日本にオリンピックを招致した男”「田畑政治さん」!
この2人がいなければ、日本のオリンピックはありませんでした。
日本が初めて参加し、大惨敗を喫した1912年「ストックホルム」。幻となった1940年「東京」と敗戦、復興、
そして・・・平和への祈り。
1964年 、東京オリンピックが実現するまでの日本人の“泣き笑い” が刻まれた激動の半世紀が、豪華キャストで描かれていますます!
このドラマを見れば、2020年・東京オリンピックの見方が変わります!
☆金栗四三(かなくりしそう):中村勘九郎さん
熊本の山奥で育った超自然児にして“韋駄天(いだてん)”と呼ばれるます。オリンピックの言葉も知らずにマラソンの予選会で世界記録を樹立。箱根駅伝を創り、多くの弟子を育て「日本マラソンの父」と呼ばれました。笑顔で生涯を走り続けた、太陽のような男です。
☆田畑政治(たなかまさじ):阿部サダヲさん
“水泳のために生まれた男”!といっても本人は病弱で泳ぎません。地元の浜名湖でコーチに目覚め、政治記者をしながら 「ロス・ベルリンの両大会」に総監督として参加♪目的に向かいイノシシのように突進する熱情家で、ついには1964年の「東京オリンピック」を実現します。


ロケ地やゆかりの地
熊本県での撮影情報
主人公・金栗四三さんの生誕地
2019年NHK大河ドラマ『いだてん』は、主人公・金栗四三さんの生誕地、熊本県和水町でクランクインしました!
ここ和水町には、金栗四三さんが生まれ育った生家が今でも現存♪
築200年以上たっているそうですが、玄関の土間の横には家族が「学校部屋」と呼ぶ四三さん専用の部屋が残されています。
※四三さんは、8人兄弟の7番目として父・信彦さんが43歳の時にうまれたため、四三と命名されました!
実際に、金栗四三さんの生家でロケが行われたとのことです。
生家の撮影にいたのは、中村勘九郎さん・中村獅童さん・綾瀬はるかさん・勝地涼さん♪
どうやら、金栗四三の中学生時代を撮影しているようです。

金栗四三生家記念館
ドラマの公開と同時期に、金栗四三さんの生家が、記念館として公開が始まります!ドラマの撮影も行われた、築200年超の生家の内部が一部限定公開され当時、金栗さんが過ごした様子を体感できるのではないでしょうか!
開館時間:午前9時~午後5時
お問い合わせ先:和水町教育委員会社会教育課(0968-34-3047)

高瀬船着場跡
画像参照元:玉名市公式ホームページ
熊本県玉名市は、金栗四三さん、妻のスヤさん、養子にいった池部家の人たちが暮らした場所です。高瀬船着場は古くは高瀬津と呼ばれ、南北朝時代にはすでに港として整っていました。
その後、加藤清正さんの時代になり、河川の治水工事と米の集積場として大規模な整備が行われます。ここから、交通の中心として、また重要な港として栄えたということです。
この高瀬船着場跡の「俵ころがし」周辺では、明治時代の玉名市の情景が撮影されました。

旧女島小学校跡
芦北町立女島小学校
1877年(明治10年)湯浦小学校女島支援校として設置され
2005年に廃校になっております。映画にも使われたそうですが、現在は痛みが目立っておりました。
貴重な建物ですね pic.twitter.com/wpI3veyKPv
— ちずやん(猫と安住の地を求めて奔走中) (@chizuyan) 2018年10月1日
公開された撮影現場での写真は、中村勘九郎さん、綾瀬はるかさん、幼なじみの役を演じる勝地涼さんは「中学生役」ということになります。
※ちなみに中村獅童さんは金栗四三のお兄さん役です。
2018年5月7日、熊本県葦北郡芦北町にある芦北町立女島小学校で中学の中庭で、中村勘九郎さんらが他の生徒たちと兵式体操に励むシーンに臨んだようです。

二俣五橋
二俣五橋は、熊本県下益城郡美里町にある橋で美里町指定文化財にもなっています。
恋人の聖地で熟年のカップルに「写真撮ってもらっていいですか?」ってお願いされた。ほんわか💓💭
「あなたも撮りましょうか?」っていわれた。恋人の聖地…🙍(白目)
10月〜2月の11時半〜30分だけハートが浮かび上がる橋#二俣五橋 pic.twitter.com/OgFfE9j9m8
— 橋本 楓 (@kaetam69luv) 2015年10月19日

綾瀬はるかさんと中村勘九郎さんが地元にある橋で撮影してたっていうから急いで向かったけど、やっぱりというか、もうタレントはおろかスタッフだって機材を扱う数人とそれを積み込むであろうトラックが1台残ってるだけだった。ああっ、もっと早くツイッター見てたら間に合ってたかも⋯( ;´꒳`;)
— たのじろう (@tanoyama0624) 2018年4月8日
ここで中村勘九郎さんと綾瀬はるかさんが目撃されたということは、後に夫婦となる二人の素敵なシーンが撮影されたのではないでしょうか♪
その中の二俣橋は、太陽の昇る角度が低い10~2月の午前11時半~正午ごろの約30分だけ、日の光がハートマークに浮き出て見えるのだそうです!!!
一昨年、地元カメラマンから若者へ人気が広がり、今ではNPO法人地域活性化支援センターがプロポーズにふさわしい場所に選ぶ「恋人の聖地」にもなっています。

熊本は金栗四三さんの「ふるさと」ということもあり、たくさんの場所で撮影されていますね!
地元の方も、盛り上げようとしているのが分かりました♪いだてんが始まるのが待ち遠しいっていう人も多く、今後さらに盛り上がっていくこと間違いなしです!期待しましょう!
静岡での撮影情報
大日本報徳社の大講堂
本日の会場。dopeです。ちょっと押してて間も無く…
大日本報徳社大講堂にて #ポプサミ pic.twitter.com/ac0q4w3RjF
— 川﨑龍 Ryo Kawasaki (@pmdjpmdj3) 2017年11月25日
静岡県掛川市にある国の重要文化財『大日本報徳社の大講堂』で撮影が行われました。
実際には、東京都文京区にある「講道館」での柔道大会のシーンのようです。大河ドラマでは第1回・第2回に登場予定♪
「講道館」は、金栗四三の恩師である講道館柔道の創始者・嘉納治五郎さんの武道場です。ドラマの中では、役所広司さんが嘉納治五郎師範を演じています。
また、嘉納治五郎師範は東洋初のオリンピック委員に就任、また大日本体育協会(現日本体育協会)を創設するなど、国内外でのスポーツの奨励に尽力しました。
金栗四三が通った東京高等師範学校、嘉納治五郎師範が校長時代には同校に体操科を設置。
青少年の身体を通しての教育のために「体育指導者養成」をはかり、「日本体育の父」とも仰がれています。

千頭駅
静岡県榛原郡川根本町にある、井川鐵道の駅『千頭駅(せんずえき)』。SLが発着するこの駅は、映画撮影にも度々使われる趣のある駅です。
生田斗真さん、杉咲花さん、竹野内豊さんらが撮影に臨んでいるという情報がありました。
生田斗真さん演じる三島弥彦は、主人公・金栗四三の盟友。四三と共に、日本で初めてオリンピックに参加したマラソン選手です。
杉咲花さん演じるシマは、その三島家に仕える女中。そして竹野内豊さん演じる大森兵蔵は、ストックホルムオリンピック 日本選手団監督でした。

静岡では、柔道のシーンなどが撮られていたんですね♪大日本報徳社の大講堂は素敵な雰囲気みたいで、1度行ってみたいです!
千頭駅では、トーマスも見れるようなので、子ども連れでも行けそう♪
茨城県での撮影情報
つくばみらい市ワープステーション江戸
2018年6月4日~9日では茨城県つくばみらい市で明治期の新橋駅のシーンの撮影が行われたようです。
ワープステーション江戸内には、当時を再現したセットが組まれていました。

ドラマのセットは大正・昭和時代の日本の風景が広がり、出演者たちの衣装も華やかな洋装でした。
ストックホルムオリンピックに向かう金栗らと、その盟友・三島弥彦(生田)を大勢の観衆が見送るシーンを撮っていたようです。
見てるだけでテンションあがりそうです♪
千葉県での撮影情報
九十九里浜
大河ドラマ「いだてん」のロケにエキストラとして参加。観客が「マジ?マジか?」と発声していたけど…#大河ドラマ #いだてん pic.twitter.com/TBRHjgIEl7
— 矢嶋毅之 (@takayu0501) 2018年9月14日
千葉県山武郡九十九里町でロケが行われました。
大勢のエキストラさんが着物姿で集合し、浜辺のシーンを撮影したようです。

スウェーデン ストックホルム!?
8月上旬から、大河ドラマには珍しい海外ロケが行われました。大河ドラマといえば歴史上の人物を描くことが多かったので、ロケは日本で行うのが当たり前でしたよね。
しかし今回は、1912年のストックホルムオリンピックの開催のために建設された、当時のスタジアムでの撮影のためです。
このスタジアムを舞台に、大河ドラマでは4話分にわたってストックホルムオリンピックの模様が描かれるようです。
ストックホルムオリンピックスタジアム
ダークブラウンのレンガで作られた、100年前の姿が目の前に
これはもう、美しいのひとこと pic.twitter.com/wxps7r5I7K— 小林太地 (@taichi923) 2018年7月7日
日本からロケ団が到着したことが地元でも話題になり、新聞に掲載されるなんて・・・今回の大河ドラマのスケールの大きさ!


最後に・・・
2019年1月スタートの大河ドラマ「いだてん」の撮影が開始され、いつもとは異なるオリンピックという内容もあり注目が高まっています。
明治や大正のノスタルジックな街並みや、衣装、大河ドラマでは異例の海外ロケ・・・これだけでも見どころ満載ですが、見逃せないポイントはまだまだありそうです!
熊本弁で話す、キャストの皆さんにも注目しましょう♪