ワンピースチョッパー(映画)ネタバレと感想!泣ける感動作と話題

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今回特集するのは、漫画『ONE PIECE』を原作とした、テレビアニメの劇場版第9作目『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』です。

前作『ONE PIECE エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち』に引き続き、原作のストーリーを映画化した作品となっています。「ドラム島編」を基に、原作者の尾田栄一郎さんが企画協力し、原作には無いオリジナル要素とアレンジを加えて制作されたのが今作です。

物語はエニエス・ロビー編終了時点まで進んでいますが、それまで麦わらの一味には船医が居なかったという設定の、いわゆるパラレルワールド展開になっています。ドラム島を訪れた時、原作では一味の船にネフェルタリ・ビビとカルーが乗っていましたが、今作では登場せず、代わりに当時は未加入だったニコ・ロビンとフランキーが、一味の一員として登場しています。また、一味の船は原作ではゴーイングメリー号のハズですが、今作では新しい船であるサウザンドサニー号へと変わっています。

今作の監督は志水淳児という方です。志水さんが劇場版ONE PIECEの監督を務めるのは『珍獣島のチョッパー王国』以来4度目だったそうです。(他2作は劇場版第1作目『ONE PIECE』、劇場版第2作目『ONE PIECE ねじまき島の冒険』)作画監督とキャラクターデザインを務めた舘直樹という方は、劇場版で作画監督&キャラクターデザインをメインで担当するのは初めてだったそうで、今作のルフィ達は、TV版とは一味違ったタッチで描かれています。

ストーリーや絵のタッチを「原作と違うじゃん!」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ONE PIECE映画史上、最も泣ける感動作との呼び声も高いこの作品、是非チェックしてみては如何でしょうか!
冬島編は個人的に大好きなので、今回は内容が長くなるかもしれませんが、ご了承下さい!(笑)

おりす
見た目や言動の可愛らしさから、ファンからの人気がとても高いチョッパー!どんな経緯で麦わらの一味に仲間入りしたのかな?
おねずみ
原作とは設定が違うみたいだけど、どこがどう違うのか、逆に気になるなぁ!

それでは今から『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』がどんなお話なのか、あらすじやネタバレはもちろん、キャストの紹介など読んだら『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』がさらに面白くなるような内容を私が詳しく紹介します♪

映画基本情報

タイトル:ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜

公開日:2008年3月1日
監督:志水淳児
製作:岡田裕介、高橋浩、鳥嶋和彦、清水賢治、竹中一博
原作・企画協力:尾田栄一郎
企画:柴田宏明
脚本:上坂浩彦
音楽:田中公平、浜口史郎
製作担当:藤岡和実
編集:後藤正浩
録音:渡辺絵里奈
効果:新井秀徳
音響監督:長崎行男
デジタル撮影監督:安藤茂
CG監督:新井啓介
美術監督:平間由香
美術設定:吉池隆司
色彩設計:塚田劭
作画監督・キャラクターデザイン:舘直樹
絵コンテ:志水淳児
絵コンテ協力:亀垣一
作画監督補佐:島貫正弘、真庭秀明、井手武生
原画:西田達三、山下高明、森久司、田中宏紀、林裕己、舘直樹、真庭秀明、井手武生
主題歌:DREAMS COME TRUE
「またね」
原作者の尾田栄一郎さんがDREAMS COME TRUEのファンで、その希望により主題歌の担当が実現したそうです。
興行収入:9.2億円
配給:東映
上映時間:113分

キャラクター紹介

麦わらの一味

モンキー・D・ルフィ:田中真弓

麦わらの一味の船長。 基本、後先を考えず自分のやりたいように行動するタイプなので「自身の危険」「周囲の怒り」を招くことが多々あります。
しかし、「夢・信念・仲間」のためなら迷わず命をかける男らしさがあり、どんな困難にも怯まず立ち向かうその姿勢には、出会った者たちの多数が好感を抱いています。
個性的な仲間たちのお陰で航海ができていることを強く認識しているので、仲間のことを何よりも大切に思っていて、仲間からの信頼も厚いです。
誰に対しても同等の立場で接し、立場・年齢・種族などに一切の偏見を持たないため、トナカイで医者のチョッパーを、何の躊躇もなく仲間に誘います。「海賊王になること」が夢です。

ロロノア・ゾロ:中井和哉

麦わらの一味の戦闘員。ルフィの最初の仲間が彼です。両手の二刀に加え、三本目の刀を口にくわえて振るう「三刀流」の剣士で「世界一の剣豪」を目指しています。
クールでストイックな武士道精神の持ち主で、あり得ない重量のバーベルを使って鍛錬を積んでいる風景が度々見られます。今作の冒頭部分では、そのバーベルをルフィに「釣り竿」代わりに使われそうになります。(笑)

ナミ:岡村明美

麦わらの一味の航海士。ルフィの2人目の仲間です。幼少時から海図を描く能力に長けていて、「自分の目で見た世界中の海図を描くこと」をが夢です。
気象に関する知識を持ち、更に予兆のないサイクロンを予測するなど体で天候を感じ取ることができるという天性の才能に加えて、「偉大なる航路 (グランドライン)」のデタラメな気象にすぐに順応した航海術をもっているので、船の操舵の指揮は彼女がとっています。
航海術に弱い麦わらの一味において重要な役割を担っており、一味の司令塔とも言える存在です。そんな彼女が高熱で倒れてしまうという冒頭部分は、一味にとっては一大事なのです。

ウソップ:山口勝平

麦わらの一味の狙撃手。ルフィの3人目の仲間です。赤髪海賊団狙撃手ヤソップを父に持ち、母親譲りの長い鼻が特徴的です。
射撃の名手で、その腕前は仲間からも一目置かれています。ジョーク程度の嘘をついたり悪ふざけをしますが、仲間の中では一般人に近いため、主にツッコミ担当で誰かがボケるとすぐツッコみます。
夢は父のような「勇敢なる海の戦士になること」ですが、非常に臆病な性格からか、積極的に戦闘に参加することは少ないです。手先が器用で、美術・工芸の才能に長けているのも特徴で、麦わらの一味の海賊旗のデザインの清書を描いたほか、船の修理(ただしツギハギ)や武器の作成なども手がけており、ナミの武器「天候棒(クリマタクト)」も製作しています。
船大工のフランキーが仲間になってからも船の修理やその他の大工仕事で彼をサポートしています。ルフィやサンジもそうですが、病気には一度もかかった事がないようです。

サンジ:平田広明

麦わらの一味のコック。ルフィの4人目の仲間です。スタイリッシュな黒スーツ、斜め分けの金髪にカールした眉毛が特徴的です。常にタバコを咥えているヘビースモーカーで、コックの命である手を傷つけないように、強力な足技を駆使して戦います。
大食漢のルフィに見合うボリューム満点の料理から、ナミの繊細な舌に合う料理に至るまで、千差万別の料理を作り分けることができる天才コックです。海上生活において必要不可欠な食料配分・栄養管理ができる「海のコック」であり、長い船旅で仲間の栄養管理を担っています。
また、自他共に認める無類の女好きで、美女に遭遇すると条件反射と言っていいほど口説いてしまいます。幼い頃、コックの師匠ゼフから「男は女を蹴ってはいけない」と教えられて以降、騎士道精神を信念にしていて、たとえ命や仲間が懸かった戦いでも、相手が女性だった場合、年齢・容姿関係なく攻撃することは絶対にありません。全ての海の生物が集まる「伝説の海・オールブルー」を見つけることが夢です。

ニコ・ロビン:山口由里子

麦わらの一味の考古学者。ルフィの6人目の仲間ですが、おそらく今作では5人目という設定だと思われます。「ハナハナの実」の能力により、身体の一部をあらゆる場所から花のように咲かせることができます。
歴史上の「空白の100年」の謎を解き明かすことを旅の目的としています。一味の中でも特に情報・情勢に通じた常識人で、遺跡や遺骸の分析・調査能力も備えた「歴史の本文(ポーネグリフ)」の解読を行える世界で唯一の人物です。
過去のトラウマから「信頼できる仲間は作らない」と決め、一味に加わった当初もどこか他人行儀で、仲間のことを役割や特徴で呼んでいました。しかし、エニエス・ロビーの一件を経て、本当の意味でルフィたちと仲間になったことを自覚してからは、みんなのことを呼び捨てで呼ぶようになり、穏やかな表情を見せることがとても多くなりました。
一味の中ではナミの扱いに最も長けていて、金目の物でナミを釣る場面も時々見られます。(笑)

フランキー(昔の名前はカティ・フラム):矢尾一樹

麦わらの一味の船大工。ルフィの7人目の仲間ですが、おそらく今作では6人目という設定だと思われます。サングラスと水色のリーゼントヘアーが特徴的です。
ある事件がキッカケで、自身の体を改造人間(サイボーグ)へと変え、体内には様々な武器を内蔵しています。子供の頃から常にアロハシャツと海パン一丁で、自他ともに認める「変態」であり、「編隊」などの言葉に反応したり、変態呼ばわりされて嬉しがることがあります。(笑)ただし、まともな感覚や良識は持っており、客観的な視点から冷静に物を言うことも多いです。
「自分の作った船に乗り、その船が海の果てに辿り着くのを見届けること」が夢です。大工としての腕は非常に優秀で、一瞬にして装飾まで凝った橋をかけたり、戦いの最中に板切れで空中階段を作ったり、ウソップと協力して応急配管工事を行うなど、対応分野の幅も多岐に渡ります。
カナヅチなどの工具はいつもパンツの中に入れているんだとか。(笑)

サウザンドサニー号を作る際には、それまで一味が乗っていたゴーイングメリー号を模した買い出し船「ミニメリー号」や、いくつかの小型船も作る等、気の利いた一面を見せます。特にミニメリー号は船員全員に大好評で、ゾロから「最高の心遣い」と評されます。一味に加わった当初は、みんなを特徴などで呼んでいましたが、次第に全員を名前で呼ぶようになっていきました。

ドラム王国

トニー・トニー・チョッパー:大谷育江

今作のメインキャラクター。原作とは違う設定の物語なので、まだルフィたちの仲間にはなっていません。元々鼻の色が青かったこと、「ヒトヒトの実」を食べてしまい人間の能力を持ったことで、トナカイの群れからは疎外され、不完全な人の形から、人間として生きて行くこともできず、周囲から完全に孤立してしまいます。
そんな時に「Dr.ヒルルク」と出会い、その人柄に惹かれて、徐々に心を開いていきます。しかし、ある事件でヒルルクが命を落とすことになり、その悲しみをキッカケに、医者の道を志す決意をします。
その後、ヒルルクの知人だった「Dr.くれは」のもとで医療を学びながら、彼女以外の周囲に対しては心を閉ざし、誰も寄せつけないようになってしまいます。

Dr.ヒルルク:牛山茂

チョッパーを「息子」と呼び、「トニー・トニー・チョッパー」という名前を与え、本当の息子のようにチョッパーを愛した、ドラム王国のヤブ医者です。
ヤブ医者と言っても悪意があるワケではなく、病に苦しむ人々を救いたい一心で、医療的な知識は皆無に等しいながらも、無報酬で人々に独自の手当てを施していた、変わった人物です。
国の将来を憂いていた彼は、人々の心を「治療」するため、長年にわたって、ある研究を行っていました。しかし、病に冒された自分の死期を悟った彼は、自身の研究の引き継ぎと、息子であるチョッパーへ医術を教えることをDr.くれはに託し、この世を去ります。
果たして、彼の研究とは一体、どのようなものだったのでしょうか?

Dr.くれは:野沢雅子

ドラム王国に暮らす女医で、高い医療の技術と知識を持っています。141歳という超高齢ながらも動きは俊敏で身体能力が高く、生身で壁を蹴り壊すこともあります(笑)。
見た目も若々しく、うっかり「ばあさん」「ババア」などと呼んでしまったら、容赦なく鉄拳制裁が下されます(笑)。
彼女は、病気をはじめとする「弱さ」を「ハッピー」と表現します。これは、病気になったり弱くなったりした時、そうでない時の「ハッピー」を感じることができるという理由があるようです。
ヒルルクとは対照的に、人々の病に迅速かつ的確に対処しますが、その見返りとして法外な報酬を要求します。かなりキツめの性格に見えますが、ヒルルクから託された研究やチョッパーの面倒など、口では断りながら結果的には引き受けるなど、実は優しい心の持ち主です。
自分の医療技術・知識の全てをチョッパーに叩き込み、厳しい態度で接してはいますが、ヒルルク同様に、チョッパーのことを自分の息子として心から愛しています。

ドルトン:小野健一

ドラム王国の現リーダー的存在。原作では悪魔の実の能力者(ウシウシの実・モデル バイソン)として、かなりの戦闘能力を持っていましたが、そのことは今作では触れられていません。
元々は先代国王の護衛隊長を務めていましたが、その流れで仕方なく、ワポルの代でも同じ役職を担っていました。しかし、ヒルルクの壮絶な死に様を目の当たりにして、己の信念を貫く覚悟を決め、ワポルに反旗をひるがえしたため、拷問ののちに牢獄へ収監されてしまいます。
ワポルたちが国を捨てて逃げてからは、頼れるリーダーとして国の人々から厚い信頼を受け、国を守ろうと努力し続けています。

ワポル:島田敏

ドラム王国の元・国王。悪魔の実「バクバクの実」の能力者で、あらゆるものを食べることができます。武器や家、人間までも食べることができ、更に、この能力の真骨頂として、食べたものを自分の体の一部にしてしまったり、合体させて吐き出すことも可能です。
父である先代国王に尋常ではない甘やかしを受けたせいか、非常にワガママかつ卑劣な性格をしていて、国民・家臣よりも我が身を第一に考えるという利己的主義者です。
「王国のものはすべて自分の所有物」という考えを持ち、「医者狩り」をはじめとする様々な悪政によって国民を苦しめていました。思慮深さに欠けていて、全く後先を考えない、感情に任せた行動に出ることも多く、その度に家臣たちに放任するなど、まさに絵に描いたような最低な独裁者です。

ムッシュール:みのもんた(特別出演)

今作のオリジナルキャラクター。原作では存在しないワポルの兄です。悪魔の実「ノコノコの実」の能力者で毒キノコの能力を持っており、体内に溜め込んだ猛毒の胞子を10年に1度「胞子爆弾(フェイタルボム)」と名付けた砲弾として体外へ放出することができます。
身体を紫色の煙状の胞子へと変化させることができ、分身を作り出して相手を攻撃したり、地面からキノコを生やして相手を捕えたり、腕をドリルにすることも可能です。また、非常に高い身体能力の持ち主でもあり、悪魔の実の能力と相まって、敵に回すと、なかなか厄介な男です。しかし、キノコの能力者なので火に弱いという致命的な弱点があります。
20年前、ムッシュールが13歳の時、先代の国王が世界会議に出席するために国を離れた際、退屈しのぎに自分の能力を試すという理由で、城の大砲から胞子爆弾を撃ち出し、国民の多くを死に至らしめました(当日は風が強かったため胞子の滞留時間が短く、ドラム王国の全滅は免れました)。
その後、先代国王に国外追放を命ぜられ、能力が火に弱いことから、能力が半減する火の国キラウエアへ幽閉されますが、黒ひげへの対抗手段としてワポルが助け出し、共に帰国します。
1度はルフィに勝利するのですが、イッシー20の作った解毒剤によって解毒し「ギア2(セカンド)」でパワーアップしたルフィに反撃され、最終的には「ゴムゴムのJETバズーカ」を受けて敗北します。
その後、バクバクの実の能力によりワポルと合体させられて「ムッシュールワポルキャノン」へとパワーアップするのですが、「ギア3(サード)」を発動したルフィの「ゴムゴムの巨人の銃(ギガントピストル)」によってブッ飛ばされました。

技一覧
傘乱舞(シェードダンス)
頭のキノコから菌糸でできた弾丸を発射する。
スピンドリル
腕を傘状にし高速回転させて攻撃する。
雪胞子(スノウ・スポール)
前方に毒の胞子を放つ。
胞子爆弾(フェイタルボム)
胎内に猛毒の胞子を溜め込み、砲弾を作り出す。溜める期間が長いほど強力になるが、一度使うとまた溜め込まなければいけないため、数年は使用不可能。
走菌糸(ラン・ハイファー)
地面に菌糸をはり、巨大なキノコを伸ばしてその中に相手を閉じ込める。
大増殖(ロット・ステイフイン)
胞子で出来た分身を作り攻撃する。
クロスシェード
背中から帯状の毒胞子を放つ。

チェス:沼田祐介

ワポルの部下。ドラム王国の元・悪参謀で両腕の長い大柄の男です。ワポルが食べたものや、法律のリストを細かく記録していて、弓矢を使った攻撃を得意としています。ワポルに心酔していて、ワポルの圧政は国民を守るために必要なもので心など不要だと考えているようです。

クロマーリモ:乃村健次

ワポルの部下。ドラム王国の元・悪代官で(そんな役職あるの⁉︎笑)、マリモのようなアフロヘアーをしていて、両手にもアフロのようなグローブをつけています。
戦闘では、アフロに隠した武器を主に使用します。国政に必要なのはシステムだと考えているようです。チェス同様、ワポルに心酔していて、彼に刃向かう者には残酷な本性を露わにします。

ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜 のあらすじとネタバレ

ここからはネタバレや結末がわかる内容になります。まだストーリーを全部知りたくない方は飛ばしてください。

グランドラインの冬島「ドラム」。
そこは、一年中雪が降りしきる島です。その雪の中を二本脚で歩く、青鼻のトナカイがいました。彼の名前は「トニー・トニー・チョッパー」といい、悪魔の実(ヒトヒトの実)を食べてしまったために人間の能力を持ってしまったトナカイでした。

一方、こちらはグランドラインを航海する一隻の船。麦わらの一味が乗る海賊船「サウザンドサニー号」です。エニエスロビーでロビンを取り返し、ウォーターセブンで船大工のフランキーが仲間に加わり、総勢7名となった麦わらの一味は、今日も陽気に海を進んでいました。そんな中、不穏な風の変化を体で感じ取った航海士のナミは、仲間たちに進路変更の指示を出し、サニー号の緊急離脱システム「クー・ド・バースト」で一気に海域を抜けます。急な進路変更の意図が分からなかったウソップが後ろを振り返ると、海上にサイクロンが発生しました。その位置は、まさにサニー号が進んでいた進路でした。グランドラインのサイクロンは前兆がなく予測不可能と言われていますが、それを体で感じ取ったナミのお陰で、一味は危険を免れたのでした。全員がホッとしたその瞬間、ナミが倒れてしまいます。原因不明の高熱に襲われたのです。しかし、麦わらの一味には船医がおらず、仲間たちも医療的な知識は殆どありませんでした。突然の一大事に、一刻も早くナミに治療を受けさせたい一向は、近くの島に上陸して医者を探すことにします。

一味が見つけた近くの島こそが、かつて医療大国として名を知られた「ドラム」でした。上陸しようとする麦わらの一味でしたが、海賊を激しく嫌う島民たちに湾岸を囲まれ、拒否されます。島民たちの反応は仕方のないことでした。この島は半年前、ある海賊団によって甚大な被害を受けていたのです。しかし、麦わらの一味がそのことを知っているハズもなく、上陸がダメなら医者を呼んでくれと頼むのですが、興奮した島民の1人が、構えていた銃を発砲し、サニー号を傷付けます。それに怒ったフランキーが声を荒げると、怖くなった島民が更に1発、発砲してしまい、その銃弾がよりによってルフィに当たってしまいます。船長を撃たれ(ゴム人間なので銃弾は効かないのですが)、いよいよ穏やかでなくなった麦わらの一味でしたが、撃たれたルフィ本人が、島民たちに向けて土下座をします。そして言うのです。
「頼むから、医者を呼んで下さい。仲間を助けて下さい!」
その姿を見た島のリーダー・ドルトンは、害のない人間たちだと判断し、上陸を許可します。

留守番のゾロとフランキーを残して、ドルトンは自分の住む村「グレートホーン」の自宅へとルフィ・ナミ・サンジ・ウソップ・ロビンを案内しました。そこで、この国の医者は今「Dr.くれは」という人物1人しかいないこと、その医者が年齢130代の変わった老婆で山の上にある城に住んでいること、たまに気まぐれに街に降りてくるだけで通信手段は無いこと を伝えます。良くない情報の連続に、途方にくれる一味でしたがルフィだけは違いました。ベッドに寝ているナミを起こすと
「あのな、山ァ登らねぇと医者いねェんだ。山ァ登るぞ。」
と言います。ナミの体への負担を考え、サンジとウソップが止めようとしますが、当の本人であるナミが無理矢理に笑顔を作り
「よろしく。」
と答えてルフィとタッチを交わしてしまいます。あきれ返る一味でしたが、こうなると止められないことも分かっています。仕方ないので、ルフィがナミを背負い、サンジが同行するカタチで早速、出発しました。
ナミの身を案じて先を急ぐルフィとサンジでしたが、その道中、凶暴な野生ウサギ「ラパーン」の群れに襲われてしまいます。いつもなら一瞬でカタがつく所ですが、ルフィが戦闘に入ると背負っているナミに負担が掛かってしまうため、危険な時だけサンジが追い払い、ラパーンの群れを振り切る という作戦を選びます。
一方、グレートホーンではドルトンがロビンとウソップに、この国から医者が居なくなった経緯と、半年前の海賊による襲撃の詳細について話してくれていました。当時の国王だったワポルは、自分に従順な医者20人(イッシー20)を城内に囲い、残りの医者は「医者狩り」と称して国外へ追放してしまったのです。そうすることで医療を独占し、病に苦しむ民がワポルにひれ伏すしかないように仕向けたのです。Dr.くれはだけが「医者狩り」から逃げ切った、唯一の医者でした。そんな最低最悪の王と悪政に苦しめられていたドラムは、半年前、「黒ひげ海賊団」による襲撃を受け、その絶望的な力によって滅ぼされてしまいます。その際、ワポルは黒ひげたちの強さを知った途端、囲っていた医者20人と部下を連れて、誰よりも早く逃げ出しました。戦おうともせず、アッサリと自分の国を捨てたのです。ドラムの辿った悲惨な状況に、言葉を失うウソップとロビンでした。

その頃、サニー号が停泊する海岸には多数の船が現れていました。ワポルが兄のムッシュールと共に、部下たちを連れて舞い戻ったのです。サニー号で留守番をしていたフランキーは、ワポルが乗っていたメインの船の造りに好奇心を刺激され、偵察用の潜水艇「シャークサブマージ3号」に乗り込み、近くで見学しようとしますが、サニー号の中で迷子になったゾロが居合わせたため、2人で行くことになりました。しかし、その潜航中に襲撃を受け、ケンカを売られたと判断した2人は、ワポルの部下たちが乗った船団をハデに蹴散らし、敵のスノーモービルを奪って走り出してしまいました。

一方、島に上陸して城へ向かっていたワポルたちは、Dr.くれはが城を占拠して住んでいることを知って腹を立てました。そして、帰還の挨拶がわりとして、山に向かって大砲を何発も撃ち込み、そのせいで山は大規模な雪崩を起こしてしまったのでした。
最初に雪崩に巻き込まれたのは、山を登ろうとしていたルフィたちです。サンジは、ルフィとナミを守るために自分を犠牲にし、木に激突して大ケガを負ってしまいます。そのまま意識を失い、雪崩の激流へと飲み込まれそうになったサンジを、ルフィが間一髪で掴んだのでした。高熱に苦しむナミ、瀕死の重傷を負ったサンジ。それでもルフィは諦めず、背負ったナミを自分のコートでしっかりと体に結び付け、口にサンジの服を咥えた状態で、素手で山を登り始めたのでした。

次に雪崩の影響を受けたのはグレートホーンでした。何とか無事だったウソップ・ロビン・ドルトンは、雪崩に巻き込まれた人たちを、他の村人たちと協力して救出を始めます。そこへ、ワポルから逃げ出してきたイッシー20(トゥエンティ)が現れ、ケガ人の治療にあたり始めました。彼らは仕方なくワポルに従いながらも、心まで売り渡したワケでは無かったのです。そして、イッシー20はワポル達が城に向かっていることと、大きな大砲で島中に毒をまき散らそうとしていることを伝えます。それを聞いたウソップ・ロビン・ドルトンは、イッシー20からムッシュールの放出する毒の効力を打ち消す「解毒剤」を受け取り、城へと急ぐのでした。

全身ボロボロになりながら、ようやく山を登りきったルフィは「桜とドクロが描かれた海賊旗」を掲げた、不思議でキレイな城を見上げながら気を失ってしまいました。そのルフィの手を掴み、ジッと見つめる者がいました。その者こそ、医術を身に付けたトナカイ・チョッパーでした。チョッパーは傷付いた3人を城へと運び、Dr.くれはと共に治療にあたりました。治療を受けて動けるまでに回復したルフィ・ナミ・サンジの3人は、二本脚で歩き、言葉を話すチョッパーに驚きましたが、すぐに慣れ、自分たちの仲間に誘おうとします。しかし、チョッパーは誘いを断り、その場を去ります。彼は、心に大きなキズを負っていて、そのことをDr.くれはナミへ語ってくれました。

チョッパーは生まれた時から鼻が青く、親や仲間から「気味が悪い」と仲間外れにされていました。そしてある時、ヒトヒトの実を食べてしまったことで人間の能力を持ってしまった彼は、いよいよ化け物扱いされ、トナカイの群れから追い出されてしまいます。行き場を失った彼は、今度は人間として里におります。しかし、不完全な人型のために人間たちからも化け物扱いされ、人間として生きていくことも叶わなくなりました。それどころか、人間達に襲われるようになり、銃で撃たれ傷を追ってしまうのです。そんな状態で森の中をさまよっていると、1人の男に出会いました。男は彼に声を掛け、体の傷を見て手当てをしようと近寄りますが、その時、男の胸元から麻酔銃が落ちます。人間を信じられない彼は麻酔銃を見て、思わず男に殴りかかってしまいます。無抵抗の男をボコボコにしてしまい、我に帰った彼は、その場を逃げるように立ち去ろうとしましたが、男は突然服を脱ぎ始め、全裸で敵意が無いことを示し、こう叫んだのです。
「俺は決してお前を撃たねぇ!俺の名はDr.ヒルルク!医者だ!」

目を覚ました彼は、傷の手当をされてベッドに寝かされていました。そのすぐ近くに、毛布にくるまって椅子で寝ているヒルルクの姿がありました。そばにはパンと飲み物が置かれていて、お腹が空いていた彼はパンをかじり始めますが、知らず知らずのうちに、目からは涙がこぼれていました。数日後、ヒルルクは彼を突然「チョッパー」と呼び始めます。何故チョッパーと呼ぶのか聞いたところ、ヒルルクはこう答えました。
「トニー・トニー・チョッパーだ!お前はトナカイで、木でもなぎ倒せそうな立派な角を持ってる。いい名前だろ?俺はお前をそう呼ぶぜ!」
初めて自分に名前を付けてもらい、その名前を呼んでもらえたチョッパーは、とても嬉しそうでした。
ヒルルクは、医者として人々の病気を直そうと必死でしたが、ヤブ医者だったため、誰も治療を受けたがりません。それでもヒルルクは、無理矢理に治療を続ける日々を送っていました。ヒルルクは、この国は病気なんだと言い、「この世に治せない病気は無い」と信じて、30年間、何度も何度も失敗を繰り返しながら、ある研究を続けていました。

1年後、すっかり怪我も治ったチョッパーに、ヒルルクは突然、別れを告げて突き放します。それは、病気によって自分の死期が近いことを悟っていたからでした。チョッパーにとってヒルルクは、やっと出会えた、たった1人の仲間です。その仲間が目の前で突然死んでしまうという絶望をチョッパーに与えたくなかったのです。しかし、チョッパーはそのことを知ってしまい、ヒルルクの病気を治したい一心で、図鑑で見つけたあるキノコを必死で探します。それから6日後、Dr.くれはの協力によって、無理やり延命していたヒルルクでしたが、研究が進まずに焦っていました。そこへ、ボロボロの体で片手にキノコを持ったチョッパーが現れ、こう言いました。
「生きててドクター。オレ、医者になりたいんだよ。医者のやり方、教えてくれよ。トナカイでも、やれるかなぁ?」
ヒルルクは溢れる涙をこらえきれず、チョッパーを抱きしめてこう答えました。
「やれるさ、チョッパー。お前は、こんなに優しいじゃねぇか…」

時を同じくして、国中では、ある大騒ぎが起きていました。イッシー20が全員病気で倒れてしまい、島の患者を診れないと言うのです。しかしこれは真っ赤なウソで、ワポルたちが仕組んだ罠でした。「医者狩り」を逃れ続けているヒルルクをおびき寄せ、捕らえようと企んだのです。そんな企みを知らないヒルルクは、国の一大事だと心配して、城へ向かうことを決めます。
チョッパーが必死で採ってきてくれたキノコ「アミウダケ」のスープを飲み干したヒルルクは、重傷を負っているチョッパーに家に残るよう伝え、家を出ます。まずヒルルクが向かったのは、Dr.くれはの家でした。彼女に、袋に入った赤い塵を渡し、それが自分の研究の成果だと伝えます。そう、30年間も続けてきたヒルルクの研究は、ついに成功したのです。それは、一年中が冬であるドラム島に桜を咲かせることで、人々の病んだ心を癒すというものでした。しかし、自分には時間がないと言い、Dr.くれはに2つの頼みごとをします。1つは、研究には成功したものの、量が足りないので、自分の代わりに桜を咲かせて欲しいということでした。そしてもう1つは、医者になりたいと言ったチョッパーに、医術を教えてやって欲しいということでした。研究とチョッパーを託したヒルルクは城へと向かいました。

ヒルルクの様子がおかしいと感じたDr.くれはは彼の家を訪ねます。そして、チョッパーから話を聞いた彼女は、全てを悟り、チョッパーを激しく叱りつけます。実は、チョッパーが必死の想いで採ってきた「アミウダケ」は、口にすると半日も生きていられないという猛毒のキノコだったのです。しかし、チョッパーはDr.くれはの話を信じようとしません。なぜなら、「ドクロマークは、不可能をものともしない信念の象徴」とヒルルクから教わっていたチョッパーは、ドクロマークの付いたキノコを図鑑で見つけ、万能薬に違いないと思って採ってきたからです。図鑑のドクロマークが毒を示すものだとは知らなかったのです。自分の無力さと、ヒルルクの優しさを痛いほど感じたチョッパーは、泣きながら家を飛び出し、城へ向かって全力で走り始めました。

一方、城に着いたヒルルクは、ようやく自分が騙されたことを知ります。しかし、彼は怒るワケでもなく、国の一大事でなくて良かった、病人が居なくて良かったと笑ってみせるのです。そして、カバンから液体を取り出しながら、ヒルルクは語り始めました。
「人はいつ死ぬと思う?」
「心臓をピストルで撃ち抜かれた時?違う。」
「不治の病に侵された時?違う。」
「猛毒キノコのスープを飲んだ時?違う!」
「人に、忘れられた時さ。」
ヒルルクの言動を黙って見つめていたドルトンは、いたたまれない気持ちになり、涙を抑えきれませんでした。そしてヒルルクは続けます。
「俺が消えても、俺の夢は叶う。病んだ国民の心も、きっと救えるさ。なぜ泣く?ドルトン君。」
問われたドルトンは、たまらず聞き返します。
「国も、同じだろうか?」
ヒルルクはドルトンに
「受け継ぐ者が、居りゃあな。」
と笑顔で答えてから、その場にいる全員に向かって言いました。
「もうすぐココに化け物がやって来る。俺の息子だ。手を出すな!」
そして『安心しろよ、チョッパー。お前のキノコじゃ、俺は死なねぇ。』と心の中で呟くと、液体を注いだ盃を片手に高らかに叫びました。
「まったく、いい人生だった!」
ヒルルクが盃の中身を一気に飲み干した次の瞬間、大爆発が起こりました。ちょうどその時、チョッパーが城に辿り着きましたが、爆風で何も見えなくなりました。そして、煙が晴れるとチョッパーの目の前にはヒルルクの帽子だけが転がり、姿はどこにもありませんでした。ヒルルクは、自ら命を絶ったのです。
深い悲しみに包まれたチョッパーは家に戻り、号泣しながらヒルルクの海賊旗を振り、Dr.くれはに
「医者を教えて下さい!」
と訴えました。
「俺が万能薬になるんだ!何でも治せる医者になるんだ!だって…だって…この世に治せない病気はないんだから!」
震える声で誓いを立てるチョッパーに、Dr.くれはは、こう言いました。
「ドクトリーヌと、そう呼びな。」

それが、チョッパーの心に大きなキズを負わせた6年前の事件でした。ドクトリーヌとチョッパーが住んでいる城に掲げられた「桜とドクロが描かれた海賊旗」は、今は亡きDr.ヒルルクの海賊旗だったのです。2人は、城をヒルルクの墓にすると決めて、ここへ住み始めたのでした。

そんなことは全く知らないルフィは、どうしてもチョッパーを仲間にしたくて、ずっと城の中を探し回っていました。その時、ついにワポルたちが城に現れました。ドラム王国を復活させると言い張るワポルを、ドクトリーヌは出て行けと一蹴します。邪魔者を追い出そうと、クロマーリモ・チェス・ワポルが襲いかかりますが、そこへサンジとルフィが駆けつけて応戦します。イラ立ったワポルは、バクバクの実の能力で変身し、城に掲げられたヒルルクの海賊旗めがけて大砲を撃ち込みました。ヒルルクの話を知らないルフィは、チョッパーに海賊旗のことを聞こうとしますが、海賊旗を見つめるチョッパーの表情から、チョッパーにとって大切なものなんだと直感します。瞬時に海賊旗の所へ移動したルフィは、崩れ落ちそうな海賊旗を支えながら、ワポルに向かって言いました。
「おい!カバぐち!お前、この旗ァ撃った意味、分かってんだろうな?」
ワポルは馬鹿にしたように笑いながら言いました。
「そんなアホな飾りのことなんか知るか。ココは俺様の国だと言ったハズだ。何度でも折ってやるぞ、そんなもの。」
そう言うと、今度はルフィごと旗を撃ちましたが、ルフィは怯むことなく、旗を支えたままでワポルに向かって言います。
「お前なんかに折れるもんか!ドクロのマークは、信念の象徴なんだぞ!」
言い終わると同時に、砲弾はルフィを直撃しますが、爆風が晴れると、まだルフィと海賊旗は立っていました。
「ほらな。折れねェ。」
そう言うとルフィは、怒りを露わにしながらワポルに向かって怒鳴りました。

「お前がどこの誰だか、コレが誰の海賊旗かは知らねェけどな。コレは命を誓う旗だから、
飾りなんかで立ってるワケじゃねェんだぞ!!
お前なんかが!ヘラヘラ笑って、へし折って
いい旗じゃねェんだぞ!!!!」

その凄まじい迫力に、チョッパーは圧倒されました。『これが海賊…スゲェ…』
ルフィの強さを肌で感じたワポルたちも、思わず気圧されてしまいますが、ムッシュールは違いました。ルフィが旗を立て直した次の瞬間、ムッシュールがルフィに襲いかかりました。応戦するルフィでしたが、ノコノコの実の能力で動きを封じられ、毒の胞子を浴びてしまいます。ルフィの代わりにチョッパーがムッシュールに挑みますが、軽くあしらわれてしまいます。それでも諦めずに立ち上がったチョッパーを、たった1人で何をしようと言うんだとムッシュールは馬鹿にしますが、チョッパーは言いました。
「俺は医者だ。ドクターの旗に誓い、
人を、この国を救う。
仲間なんて居なくたって!」
その言葉を聞いていたルフィが口を開きます。
「仲間なら、いるさ。」
そう言いながら、動きを封じていた胞子から無理矢理に抜け出すと、チョッパーに大きな声を掛けました。
「オレが仲間だ!!」
しかし、ピンチの状況は変わりません。ムッシュールがトドメを刺そうとして、絶体絶命だと思われたその時、ウソップ・ロビン・ドルトンが到着し、助けに入りました。ウソップの「火炎星(かえんぼし)」がムッシュールに的中、ノコノコの能力のせいで火に弱いムッシュールが怯んだスキに、ロビンが素早くルフィに解毒剤を飲ませたことで、形勢は一気に逆転します。「ギア2(セカンド)」を発動したルフィはムッシュールを圧倒し、「ゴムゴムのJET(ジェット)バズーカ」でブッ飛ばしました。ちょうどその時、ゾロとフランキーも城へ到着しました。

一方、ワポルはコッソリと城の中に入り、キャノン砲の置いてある部屋に着きました。するとそこへ、ルフィにブッ飛ばされたムッシュールが飛んできます。武器が揃ったワポルは、キャノン砲とムッシュールを食べ、またしてもバクバクの能力で「ムッシュールワポルキャノン」へと変身します(ネーミングセンス!笑)。ムッシュールが作り出す猛毒の胞子を、キャノン砲で島中にバラ撒こうとしているのです。キャノン砲発射へのカウントダウンが進む中、ランブルボールで自分を強化したチョッパーが、ヒルルクを馬鹿にされ続けた恨みを込めて、強烈な一撃「刻蹄(こくてい)ロゼオ」をアゴに叩き込み、城の天井へとブッ飛ばします。時限式のキャノン砲は時間切れで発射されてしまいますが、ゾロが飛ばした斬撃で砲弾は真っ二つになり、中から出てきた猛毒の胞子はフランキーの「フレッシュファイヤー」によって残らず焼失し、大惨事は免れたのでした。
そして、チョッパーにブッ飛ばされた「ムッシュールワポルキャノン」の目の前にはヒルルクの海賊旗が現れ、思わずビビってしまいます。そこへ、城をよじ登ってきたルフィが到着し、最後の怒りを爆発させます。
「何の覚悟もねェヤツが、人のドクロに手ェ
出すな!!」
そして「ギア3(サード)」を発動したルフィは、散々悪いことをしまくってきたワポルに、文字通りの『鉄拳制裁』をくだします。
「ゴムゴムのォォ…」
「ゴムゴムのォォォ!」
「ゴムゴムのォォォォ!!」
「ギガントピストルゥゥゥゥゥ!!!!」
ワポルは空の彼方へとブッ飛ばされました。

体調が回復したナミは、この島のログが貯まる前に出発させて欲しいとドクトリーヌに頼みますが、治療が完全に終わるまでココに居てもらうと拒否されます。ですが、その直後にドクトリーヌは、コートの掛けてある場所と、戦闘で負傷したサンジの治療が済んだことを告げます。つまり「行きたければ行け」と伝えたかったのです。
一方、どうしてもチョッパーを仲間にしたいルフィは、しつこく誘い続けていました。しかし、心に大きなキズを抱え、自分は化け物だから誰の仲間にもなれないと考えるチョッパーは、改めて誘いを断ろうとします。
「誘ってくれてありがとう。俺はココに残るけど、いつかまたさ、気が向いたらココへ…」
チョッパーが言い終わらないうちに、ルフィは言葉をさえぎって叫びました。
「うるせェ!!行こう!!!!」
細かいことは何も気にせず、平然と接してくるルフィに心を打たれ、本当は海賊になりたかったチョッパーは、ついに仲間になることを決心したのでした。
ですが、ドクトリーヌはチョッパーが海賊になることに反対だと言い、行くなら自分を倒してからだと襲いかかってきました。チョッパーと一味はドクトリーヌから逃げる様に城を後にしました。すると、ドクトリーヌはドルトンやワポルの元部下たちと共に、見送りの準備を始めました。本当は反対なんかしていなくて、息子だと思っているチョッパーに別れを言うのが寂しかっただけなのです。ドクトリーヌの合図で、空に向かって沢山の大砲が打ち上げられました。大砲にはヒルルクの残した赤い塵が込められていました。大砲が全弾打ち上がると、ドクトリーヌは続けて、空をライトアップしました。すると、空から降る雪の色が、どんどんピンク色に変わっていき、まるで桜の花びらが舞う様に空一面に広がりました。これこそが、ヒルルクが生涯をかけた研究の成果だったのです。ヒルルクの開発した赤い塵は、大気中で白い雪に付着して、とても鮮やかなピンク色の雪を降らせるものだったのです。そして、ドクトリーヌが赤い塵を城から打ち上げたことで、木の幹の様に高くて大きな山と、ピンク色の雪とが重なり、1つの大きな桜の木が出来上がったのです。ヒルルクとドクトリーヌが作り上げた、桜吹雪と桜の巨木を見上げたチョッパーは、大きな声をあげて泣きながら仲間たちと共に島を出ていくのでした。
そして、旅立っていくチョッパーを見守り、応援するように、ドクトリーヌは呟きました。

「さぁ、行っといで。バカ息子。」

おりす
チョッパーの大きな心のキズを、麦わらの一味が癒すことができたから、チョッパーは仲間になったんだね!
おねずみ
ロビンとフランキーが先に仲間になっていたり、悪役が増えていたり、内容は少しずつ原作と違っていたけど、感動的なストーリーだったなぁ…

ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜の感想と評価

私が思うONE PIECEの魅力の1つとして、新しい仲間との出会いが泣けるという点が挙げられます。特に、チョッパーが仲間になる冬島編は元々大好きで、特に泣けます!今作は、原作とは少し設定が違ってはいますが、チョッパーの過去や、冬島編の印象的なシーンは原作と変わらず、細かく描写されていることで、より感動的な内容になっていて、とても素晴らしい作品でした。

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?
私が選ぶ劇場版ONE PIECE作品「ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜」を紹介させていただきました。冒頭でも言った通り、個人的に冬島編が好きなので内容が長くなってしまいましたが、それほど素晴らしい内容だと自信を持ってオススメさせていただきます!是非とも1度、チェックしてみて下さい!


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